漁網を広げて魚を取る漁法はこの地域での主要な漁法です。湖に捨てられた大量の漁網は西アフリカマナティーや淡水カメなどの絶滅危惧種の脅威です。
カメルーンのNet-Works
アフリカ、カメルーンのオッサ湖はNet-Works を行う二番目の国となる予定です。Net-Worksのチームは現在、現地のパートナーシップとインフラを立ち上げており、漁網回収を2015 年には開始する予定です。
オッサ湖付近の世帯の80% 以上の人々がその生計を湖と保護地区に大きく依存しています。現地コミュニティの人々はひどい貧困に苦しんでおり、教育、経済支援、公共医療サービスの利用には限りがあります。
サナガ川下流に広がるオッサ湖野生動物保護地区は、絶滅の危機に面している西アフリカマナティーと、淡水カメの保護区となっています。多数の危惧種の存在に基づいて重要生物多様性保護区域の一つに指定されています。
捨てられた漁網は湖の自然環境にとって深刻な問題となっています。マナティーやその他の淡水に生息する生き物が網に絡まり、航行上の危険です。そして、生き物の生息場所を破壊しています。
Net-Works は保護地区から捨てられた危険な漁網を回収してカーペットとして生き返らせることを可能にしました。更に、湖畔の地域に社会経済的インフラと機会を提供しています。