Net-Works

社会、ビジネス、環境に良い影響をもたらす包括的ビジネス

青く美しい梱包 一般

青く美しい梱包

私は、Net-Works活動拠点のひとつである、セブ島北部のBantayan(バンタヤン)にいます。ここを訪れるのは今回が初めてで、本土からのフェリーが港に近づくにつれ、金色のビーチがある美しい島という第一印象を受けました。しかし、もっとよく見てみると、2013年11月に壊滅的な被害をもたらしたハイヤン台風の影響がはっきりしてきます。まだ多くの残された瓦礫や仮設テント、なぎ倒された椰子の木を目にすると、まるで時間が止まっているかのようでした。それでも、フィリピンの人々の回復力は素晴らしく、Net-Worksが広く浸透している産業という感覚、そして、人々が家と人生を再建するために働くという目的を通して輝きます。このように、Net-WorksはBantayanの復興ストーリーの一部です。そして、私たちにとってこの回収拠点で初めてとなる使用済み漁網の大規模な輸出に向けてチームが一丸となって協力するこのプロジェクト現場を訪問することは、わくわくします。

でこぼことした舗装していない道路を進むと、漁網の回収・保管区域に到着します。Net-WorksパートナーであるNegros Women for Tomorrow Foundation (明日のネグロス島の女性のための財団)(http://nwtf.org.ph/)を通して、「プロジェクトダンガノンの女性」で働く女性たちに出会いました。まさか私が、漁網の梱包で興奮するなんて考えたこともありませんでしたが、実際に目にしたら感無量でした!地元コミュニティの2名のメンバーが、洗浄された網をまとめて、青い入れ物に入れていきます。そしてロープを編み、ハンドルを回すと、四角い俵状のいれ物が積まれていきいます。簡単そうに見えますが、Interfaceの工業面での専門知識と地元の知恵・技術を集結した、Net-Worksチームの総力を挙げた結果、ようやくこのような梱包システムが確立されたのだろうと思いました。しかし、この漁網の梱包にはシンプルながらも困難な基準がありました。梱包費用を最小限に抑え、電気を使わず、地元の素材を活用し、輸送をしやすくしなくてはいけません。私にとって、この青い俵状の梱包はNet-Worksのパートナーシップを凝縮しているようなものです。革新的、クリエイティブ、解決策を見つけることへのチームの粘り強さと結束をまさに表現しています。そして、この梱包が青いのも私が好きな点です!

角を曲がると、梱包チームの前段階のタスクがあります。私は、実をいうとNet-Worksを通して使われた漁網の実際の量については、まだ把握できていませんが、10トン以上ではないかと予測しています。なぜなら、そうでなければ、美しい黄金のビーチを汚したり、Bantayan島を取り巻くサンゴに絡み付いてフィリピンの海に生息する美しい海洋生物を捕らえ、命を奪ってしまうはずだからです。ある女性グループが漁網に海草や貝が付いていないことを確認し、袋を計量したら、網は梱包に回されます。その次のステップは、梱包を地元のアウトリガーボートに載せ、セブ港に輸送します。そして、Interfaceタイルカーペットに使われる糸に再生するために、スロベニア行きのコンテナ船に積み込まれます。

私の最終目的地であるプロジェクトダンガノンの女性集会センターで、彼女たちは心から誇りを持って施設を案内してくれました。この簡素な新しい建物は、台風の大きな被害を受けた古い施設に代わるものです。Interfaceからの募金のおかげで、コミュニティの女性の焦点と活動の中心地を再建することができました。漁網がいまでは海を汚染していないことを知って、心からほっとすると同時に、台風の後の極めて重要な時に、漁網にまつわる取り組みが地元コミュニティに本当の恩恵をもたらしていることを実感して大変嬉しく思いました。

[漁網の梱包についての詳細はこちら http://net-works.com/2014/08/01/under-pressure-baling-nets-without-electricity/.

ロンドン動物学会地球保護プログラム主任、Heather Koldewey博士

0個のコメント

意見をシェア

Choose language

You appear to be viewing the website from within Japan.
Please select your language.

言語を選択

あなたは、日本国内から当ウェブサイトを閲覧しようとしてい ます。 表示する言語を選択してください。