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現地の人々のための現地の貯蓄 人々

現地の人々のための現地の貯蓄

最近になるまで、Eduardo ValmoriaFuog (Jao島、ボホール) のような漁民にとって、定期的に貯蓄など、とても無理なことでした。漁獲量の予測がつかないため、生活の糧を得ることすら非常に困難であり、ましてや貯蓄など考えられませんでした…収入が満足に得られなかったため、Eduardo氏は仕事を休んで往復90分もの距離がある見知らぬ人が経営する銀行に足を運ばなければなりませんでした。これは彼がもっとも避けたかったことです。

銀行利用する手段がなかったChristina Pepitoの場合は、VCR のような贅沢や、妹の教育費の為の貯蓄等は夢物語でした。

Net-Worksにおいて、コミュニティバンキングはその土台となるものです。コミュニティバンキングはサプライチェーンに網を販売し、それなしにNet-Works は成り立ちません。コミュニティ全体で貯蓄することで、EduardoやChristinaが信頼できる身近な金融システムが生まれました。

Net-Works 内でのコミュニティバンキング

回収された漁網は、現地の融資グループ(COMSCA と呼ばれる)や既存の小口金融グループを介してNet-Works のサプライチェーンに販売されます。COMSCA は10~25 人のメンバーで構成された小規模な現地グループであり、確実な収入がなく常勤で働いていない最貧困層の人々へのサービス提供に焦点を合わせたモデルです。

最近、私はZSLフィリピンのプロジェクトマネージャ(Net-Works) であるAmado “Madz” Blancoと話をして、COMSCA がもたす影響について質問をしました。私たちのプロジェクトの立ち上げと運営において重要な役割を果たし、開発と環境保護の分野で20 年以上の経験をもつマッヅは、知識が豊富で、COMSCAの力について情熱を抱いています。

マッヅさん、COMSCA はコミュニティにどのような変化をもたらしましたか?

「それは実に大きな変化です。今ではコミュニティの人々は貯蓄するようになっています。以前、人々は遠くにある従来の銀行や協同組合まで出向く必要がありました。村によっては、銀行や協同組合まで45~60 分もかかる場合がありました。これは往復すれば二、三時間の距離であり、人々の漁業の妨げになります。このため人々は貯蓄をやめてしまいました。時間や収入源のない人々にとって貯蓄は困難でした。ところが現在では、村民たちは貯蓄というものを、自分たちのコミュニティのメンバーが現地で管理するものだと考えています。

このことはCOMSCA が浸透している事を証明しています。Guindacpanの村では、初年度のCOMSCA のメンバーは18 人でしたが、翌年には早くからコミュニティ全体で登録が済んでしまいました。どうやらCOMSCA の会員になるメリットが口コミですばやく広がって、コミュニティがそれに共鳴したようです。

漁師の日常生活に適したCOMSCA

COMSCA が漁師とその家族の日常生活に合うは重要です。Madzはメリットの一つとして… COMSCA ミーティングが簡潔であることが重要な利点だと考えています。Madzは、「このミーティングには時間がかからず、1 時間以内に終わらせます。これは、多くの人々が一日の中で漁業に関わる作業と果たすべき役割を担っている漁村にとっては大変重要なことです。」と話します。

加えて、漁獲量には変動があるため、MadzはCOMSCA の柔軟性と手軽さを重要な利点と考えています。Madzは「COMSCA は柔軟で無理なく利用できます… 投資金額を選択することができるのです。前回の漁であまり釣れなかった場合は、シェアを小さくしたり、逆に大漁の時にはシェアを増やすことができます。これは漁村の日常的な仕事に適しています… 漁業は時によって大きく左右されるからです。」

COMSCA やその他のコミュニティバンキングについての詳細は、以下をご覧ください。

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